豊田市は、2017年度事業で「藤岡地域核施設整備」に着手する。藤岡支所と生涯学習センター藤岡交流館を統合、複合施設として建て替えるもので、当初予算案には事業費約6億9400万円を盛り込んだ。上半期に準備工事として既設の西庁舎と浄化槽の解体工事を先行し、7月をめどに本体工事を発注する。9月議会で承認を受けた後に着工する見通しだ。
計画によると、現在の藤岡支所駐車場に鉄筋コンクリート造2階建て延べ約2600平方bの複合施設を建設する。このうち、約1100平方bを支所機能、約1500平方bを交流館として整備する計画。設計はシーラカンスアンドアソシエイツ(名古屋市中区)で進めており、3月末に完了する。
同市では今後、17〜18年度で建築工事を進め、19年度に現庁舎の解体と外構工事、20年度に進入路を整備する予定。所在地は藤岡飯野町田中245。
現在の藤岡支所の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2690平方b。藤岡交流館(藤岡飯野町仲ノ下1040ノ1)は鉄骨造2階建て延べ1430平方b。移転後の施設利用などについては、今後検討していく方針。
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建通新聞社