岡崎市は、矢作北小学校で特別教室棟増築を含む校舎整備計画を進めており、2017年度事業で工事着手する。当初予算案には事業費3億9153万円を盛り込み予算化を図る方針。早ければ、4月に建設用地の造成工事を先行発注、7月にも建築工事を発注する見通しだ。
計画によると、特別教室棟は学校用地を拡張して新築するもので、規模は鉄骨造平屋約500平方b。特別教室を3教室設ける予定。拡張用地は、現在の学校敷地から市道(橋目遠山1号線)を挟んだ西側用地約3000平方b。拡張用地には市道の隣接区間を取り込むため、16年度事業で一部付け替え工事を進めている。
17年度事業では、特別教室棟の増築工事の他、先行する拡張用地の造成や外構工事などを予定している。同計画ではこの他、既設の教室棟や管理特別教室棟などについても改修する予定で、18年度事業での実施が見込まれる。
同校では近年、児童数が増加傾向にあるものの、現在の施設や敷地は飽和状態にある。抜本的な改善を図るため、市では新たに用地を拡張、校舎増築を打ち出した。
設計は都市企画アトリエHOMMA(岡崎市)が担当した。
同校の所在地は橋目町西遠山9ノ2。
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建通新聞社