魚津市は17年度当初予算案で、住吉、上中島、松倉統合小学校木造校舎新築工事の17・18・19年度継続費20億1235万8000円(17年度支出9億2308万5000円)を設定した。
住吉小学校敷地内(1万3849・20平方メートル)で計画される同校校舎は、全国初となる木造3階建てで計画され、文部科学省の「木の学校づくり先導事業」に選定されている。延べ床面積は4748平方メートル。7月に着工し、18年度に竣工。引き続き既設校舎などの解体を進め、19年度に外構工事を行う。
地域の特色を活かした校舎の建設とともに、今後木造校舎の建築を行う地方自治体のモデルとなるよう、木の魅力を最大限生かした施設を目指している。使用する木材(スギ、ヒノキ)は魚津産材、県産材、国産材を優先順位とし、数量は1106立方メートル。
設計は東畑建築事務所・鈴木一級建築士事務所JVが担当。