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　県下の建設事業量をまとめた本紙掲載「受注市況ＮＥＸＴ」によると、２０１６年度２月末現在（16年４月１日〜17年２月28日）の受注総額（県外、ＪＶを含む）は１６５６億７１２１万円、受注総件数は５３６７件（同）。前年同期比で、受注総額35・１％増、受注総件数５・３％増となった。各エリアの受注金額は県外を除きプラスとなり、特にＪＶの増加が総額を押し上げた。ＪＶは実額で３５０億円超の増加となる。受注件数は全てのエリアでプラスとなり、全体で２５０件超の増加となった。
　東部・中部・西部・八頭・日野の５土木管内の受注総額は８２３億５５９０万円、受注総件数は４６０３件。管内別では、受注金額のトップは東部で３１８億２９０７万円（受注件数１５９３件）、その次が西部で２４０億９０１０万円（同１５０６件）、その後は、中部、八頭、日野の順で、それぞれ１７７億４６７１万円（同１１０４件）、54億６２２７万円（同２０９件）、32億２７７５万円（同１９１件）となった。一方、県外の受注金額は２３９億９１９４万円（同６２２件）、ＪＶは５９３億２３３７万円（同１４２件）となっている。
　前年同期比で、５土木管内の受注総額17・８％増、受注総件数４・６％増となった。受注総額は実額で１００億円超の増加。これは主に、東部、中部、西部の増加によるもの。受注総件数は２００件超の増加。特に中部では１００件近く増加した。
　県外とＪＶを含む、管内別の受注金額と受注件数の対前年同期増減率は次の通り。（）内は、前年同期の受注金額と受注件数。
▽東部管内＝受注金額16・４％増、受注件数１・０％増（２７３億５２６５万円、１５７７件）。
▽中部管内＝21・４％増、９・４％増（１４６億１９６８万円、１００９件）。
▽西部管内＝16・２％増、５・０％増（２０７億４０３７万円、１４３４件）。
▽八頭管内＝28・２％増、２・５％増（42億６０８９万円、２０４件）。
▽日野管内＝９・２％増、８・５％増（29億５７０７万円、１７６件）。
▽県外＝18・７％減、２・８％増（２９５億１８１４万円、６０５件）。
▽ＪＶ＝１５６・４％増、５４・３％増（２３１億３７７９万円、92件）。