静岡県は、ふじのくに「茶の都しずおか」拠点づくり事業として、県管理の施設となった「島田市お茶の郷」のリニューアルを、県議会2月定例会で予算承認後の16日以降に、「(仮称)ふじのくに茶の都ミュージアム改修工事」として制限付き一般競争入札で公告する予定だ。
同施設は、旧金谷町が茶産業、文化、観光の振興を目的として1998年に設置した。島田市と合併して「島田市お茶の郷」(島田市金谷富士見町)となった。県は、展示棟・商業棟(鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ4060平方b)を対象に、施設の修繕と外観のリニューアルを行う計画。工期は約10カ月を予定。
設計は大瀧建築事務所(静岡市駿河区)が担当している。
この他、展示内容のリニューアル、レストラン・売店の内装改修、茶室・日本庭園の補修など小規模な改修も計画している。
提供:建通新聞社
(2017/3/10)
建通新聞社 静岡支社