日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/03/09
【埼玉】熊谷県土が押切橋橋脚保護対策などを17年度下期
熊谷県土整備事務所は、荒川を渡河する押切橋(熊谷市押切地内)の橋脚保護対策工事と右岸取付橋補修工事をそれぞれ2017年度下期に発注する。
橋脚保護対策は、河川流水部に位置するP27、P28橋脚の浸食によるフーチング露出などの洗掘に対応するもの。根固めブロック投入などを渇水期に行う計画。詳細設計は、サンコーコンサルタント北関東支店が担当。
右岸取付橋は、橋長81・2m、幅員11・5m。上部工が3径間連続PCプレテンT桁+2径間連続PCプレテンT桁で、下部工は逆T式橋脚4基と逆T式橋台1基。支承本体の設置不良・機能障害、防護柵のひび割れ・鉄筋露出、袖擁壁の沈下・傾斜などを補修する予定。大日本コンサルタント関東支社(さいたま市、A048−600−6672)が詳細設計を進めている。
主要地方道深谷東松山線押切橋は、全体橋長1399m。1991年完成。右岸取付橋に続き、本橋1044mの補修も行う考え。