高知市は、東石立町・筆山町の市営住宅を統合し、新たな市営住宅を東石立町に建設するため、2017年度当初予算案に工事費13億0124万円を計上、18年度までの継続費として25億9856万円を設定している。敷地西側に建設する2棟が対象で、建築主体は4月中に一般競争を公告し、6月議会の承認案件とする。電気などの設備工事は別発注。
建設する2棟は同じ規模、構造。1棟当たりの規模は、鉄筋コンクリート造7階建て延べ3286平方b。2K(ガス対応)28戸、2K(電気対応)7戸、2DK(ガス対応)14戸、3DK(ガス対応)7戸の計56戸を配置し、エレベーターも設置する。敷地の西半分にあたる1〜9号棟跡地に建設する。18年度中の完成を目指す。
今回、計上している工事費には、18年度に解体する東半分の10〜18号棟に居住する住民を対象に、住み替え先となる他の市営住宅の空き家補修工事も含まれている。東半分については、鉄筋コンクリート造8階建て延べ4988平方b、全80戸の住宅1棟を19〜20年度に建設する予定。
建設地は高知市東石立町53ノ4他。建築設計はシンク建築設計事務所(高知市)、設備設計はみやび設計(高知市)が担当。
提供:建通新聞社