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鹿児島建設新聞
2017/03/09

【鹿児島】鹿児島市松原町3番街区再開発 新相良病院1万4000u 大成建設で着工

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 社会医療法人博愛会(相良吉昭理事長)と松原神社(岩切祐次郎宮司)は8日、一体となって整備する鹿児島市の松原町3番街区再開発事業の概要を明らかにした。新相良病院は、RC造一部S造12階建ての総面積約1万4000uで2期に分けて施工。駐車場があった敷地に本館を建設し、このほど1期工事に着手した。施工は大成建設、設計は東条設計・大成建設JVが担当。2020年1月のオープンを目指す。松原神社は、参集所を備えた社務所などを新築するほか、境内を再整備する。総事業費は博愛会が医療機器を含めて約70億円、松原神社は約3億円を見込む。
 建設地は、同市松原町(敷地面積約6000u)。再開発は、相良病院のエントランスを抜けて「鎮守の森」松原神社へつなげるほか、建物間には参道を新設。松原本通りのにぎわい創出など、緑豊かで人がつながる環境をつくる。
 新病院は、創立70周年記念事業の一環で、診療部分の県内4医療施設を集約。18年10月の1期竣工を経て、1カ月かけて移転し、既存建物の解体に着手する。2期工事は5階建約1900uの外来棟で19年4月の着工を計画。また、道路向かいに新築する立体駐車場(92台収容×2基)は既に着工しており、6月の完成を予定している。2期本体は南国殖産、駐車場は新明和工業の施工で、附帯(基礎・外構)は渡辺組が担当する。
 松原神社は、21年のご祭神450年祭に合わせて、社殿等の改修や記念碑等の移設、社務所、梅園などの整備を実施。社殿等の改修や参道整備は、16年夏ごろ着手し、一部完了している。記念碑等の移設や社務所等新設は、今後着手し、21年度竣工をめどに整備を推進する。

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