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北陸工業新聞社
2017/03/08

【富山】高岡・末広西再開発が起工/タカラレーベン県内での供給に意欲

 タカラレーベンは7日、「末広西地区暮らし・にぎわい再生事業施設建築物等新築工事」の起工式を高岡市の現地で行った。
 起工式には、事業主体である末広西地区セブンラック協議会の関係者ら約60人が出席。神事では、タカラレーベンの島田和一社長とセブンラック協議会の関谷信一会長が鎌入れ、設計を担当する都市設計連合の向當光生代表理事と押田建築設計事務所の押田洋治社長が鍬入れ、施工する佐藤工業の金子政史北陸支店長が鋤入れした後、出席者が順に玉串を捧げた。
 最後にあいさつした島田社長は、「高岡市では初めての供給となる。これで終わらず、今後も事業を推進していきたい。北陸では、富山市で一番多く7棟を供給しており、8、9棟目と継続する」と高岡、富山両市での新たな計画に意欲をにじませた。
 建設規模はRC一部S造地下1階地上16階建て、延べ床面積1万2324・33平方メートル(建築面積1368・27平方メートル)。建設場所は末広町8番地内。敷地面積が2002・59平方メートル。
 1階にテナント2区画、2階に末広町商店街振興組合の交流拠点「べっぴんサロン」が入り、3階以上が98戸(3LDK〜4LDK)のマンションとなる。総事業費は約39億円。工期は19年3月末まで。
 取材に応じた関谷会長は、「本丸町にモデルルームを設置し、今夏から分譲を始める。テナントについては未定だが、1区画は引き合いがある」と話した。

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