坂井市は、17年度当初予算案にえちぜん鉄道三国駅舎建設工事費2億5000万円を計上した。4月下旬にも一般競争入札の公告を行う方針で、5月中の入札、6月議会での請負承認を目指す。
新駅舎の建設規模はW一部RC造平屋建て544平方メートルを予定。三国の風情に合わせた和の雰囲気が特徴で、木材を多く取り入れるほか、屋根には越前瓦を使用する。
設計については、福井大学の野嶋慎二教授が担当した。
今後は6月ごろの着工、18年3月の完成を予定している。
また、当初予算案には駅前広場設計委託料650万円も盛り込んでいる。駅前広場の整備については、三国コミュニティセンターの解体が予定される19年度以降に着手する方針。