日本工業経済新聞社(群馬)
2017/03/06
【群馬】県西部環境森林事務所など・高崎市とユタカ製作所が森林整備協定を締結
森林所有者の高崎市(富岡賢治市長)とボランティア団体のユタカ製作所(高崎市、石ア昌義代表取締役社長)は3日、高崎市役所で県西部環境森林事務所(高井光夫所長)の仲介により森林整備などの活動に関する協定を締結した。
ボランティア活動は観音山キャンプパーク(乗附町芹沢3792ー1、愛称=ジョイナス)園内の一部1・63haで、下草刈りなどの森林整備を行う。協定期間は2017〜19年度で、16年度末で13年度に交わした協定が終了することに伴い新たに契約を交わした。
冒頭、県西部環境森林事務所の高井所長は「ユタカ製作所は環境への取り組みを大切にされ、地球温暖化防止への対応を念頭に森林整備ボランティア活動を続けています。高崎市も森林整備には積極的で多様な森林整備施策を展開しております。森林の育成は息の長い取り組みです。今後も多くの市民・県民の皆さまの参加をいただきながら地域の森林が豊かに育まれていくことを願っています」と述べた。
ユタカ製作所の石ア社長は「小さなお子さまが楽しそうにキャンプ場で遊ばれている風景を見ますと少なからずお役に立てているのかなと思います。今後も地域社会との共生を第一に森林ボランティア活動に取り組んでいきたいと思います」と決意を表した。
高崎市の兵藤公保副市長は「怪我のないように注意して、森林整備活動に取り組んでいただければ幸いです」などと話した。