建通新聞社(神奈川)
2017/03/06
【神奈川】神奈川県 湯河原町「万葉荘」を町に譲渡へ
神奈川県は、湯河原町にある県の中小企業従業員保養所「万葉荘」を町に譲渡する方針だ。3月中の譲渡契約を目指す。
万葉荘は1963年に中小企業の従業員向け保養所としてオープンした。老朽化などのために県が閉館を予定したが、町議会から県に対して存続意見書が出され、2015年9月には町から取得要望があった。このため、16年4月に新たに1年の賃貸借契約を締結。現在までに不動産鑑定評価などの手続きを進めている。
場所は、湯河原町土肥3ノ6。敷地面積は5987平方b。施設の総延べ面積は3133平方b。鉄筋コンクリート3階建て延べ2587平方bの本館、木造2階建て延べ464平方bの別館などがある。
現在は、湯河原町が神奈川県から有償で借り受け、地元企業のフォレストに委託する形で運営している。
提供:建通新聞社