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北陸工業新聞社
2017/03/06

【富山】基本・実施設計へ5000万円/小杉社会福祉会館改修改築/射水市

 射水市は、小杉社会福祉会館を改修・改築し再整備する「複合施設」で、17年度当初予算案に基本設計・実施設計費として5000万円を新規計上した。
 基本計画によると、管理棟は大規模改修・耐震補強工事を施し、大集会室は解体し2階建ての市民交流の場に改築される。新施設の延べ床面積は3090平方メートルが見込まれる。
 管理棟は1階に管理室、社会福祉協議会事務室、2階に会議室、防災備蓄庫、3階には事務所機能としてボランティアルーム、心身障害者連合会、老人クラブ連合会、保護司会、商工会を配置する。
 改築棟となる市民交流の場は、1階が研修室(1〜2室、150平方メートル)、和室(1〜2室、100平方メートル)、調理実習室(100平方メートル)、市民交流スペース(250平方メートル)、2階は約400人が利用できる多目的ホール(490平方メートル)となる。
 事業費は約12億円を想定。国の社会資本整備総合交付金を活用する。
 スケジュールによると、着工は18年度となり、19年度までの2カ年で施工。20年度にオープンさせる。
 同会館(戸破地内)は78年4月に開館。建設から38年が経過し老朽化が進んでいることに加え、耐震性能が確保されておらず、公共施設等総合管理計画に沿って、周辺施設を集約した上で、地域福祉の拠点として再整備が行われる。施設規模はRC造3階建て、延べ床面積2641平方メートル。このうち、大集会室は714平方メートルとなっている。敷地面積は4243平方メートルある。

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