豊橋市は、2017年度事業で天伯小学校の大規模改造を計画している。実施設計を羽田建築設計事務所(豊橋市)に委託、7月10日までの繰り越し業務として、改造内容などについて詳細をまとめる。当初予算案に事業費3億6426万円を盛り込んでおり、予算化など順調にいけば、第2四半期に発注する見通しだ。
現在の校舎は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2974平方bで、普通教室の他、図書室、音楽室、コンピュータ室などが入る。今回の改造は主に、外壁、屋上、内装、建具などに対して実施する。また、電灯・コンセント設備、放送設備、幹線・動力設備の電気関係と、給排水設備、ガス設備、消火設備の管、冷暖房設備、換気設備に対して更新を行う。
今回の大規模改造は、老朽化に対する施設の維持保全、機能回復などが目的。現況調査を行い、実施設計に反映しながら、改造内容の詳細をまとめる考え。本体工事に伴い、敷地内に、仮設校舎(延べ約1280平方b)を整備する。
同市では、17・18年度の2カ年度で事業を完了させる計画。予算は16年度補正予算分と17年度当初予算分を充てる方針だ。
所在地は、天伯町高田山136ノ1。
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建通新聞社