豊川市は、小坂井地区の公共施設再編整備費や一宮東部小学校校舎改修費などを盛り込んだ2017年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度当初比4・4%減の578億円で、このうち普通建設事業費は同27・6%減の63億4802万円を計上した。
特別会計は同1・4%増の419億4920万円、企業会計は同1・4%増の229億4025万円で、これらを合わせた予算総額は同1・4%減の1226億8945万円となった。
建設関係の主要事業では、公共施設の長寿命化対策事業に9億2992万円、小坂井地区の公共施設再整備に向けた設計や調査測量費として1897万円、国府駅東西連絡橋改修事業に1億2050万円、平和公園(仮称)整備事業に4億8959万円、一宮東部小学校校舎改修事業に3億0480万円を盛り込んだ。
この他、「旅籠大橋屋」保存整備事業に8953万円、防災センター整備事業に3630万円、スポーツ公園整備事業に7380万円、清掃工場B棟基幹的設備改良事業に7億6787万円、八幡駅周辺地区調査事業に2120万円など。
また、交通安全施設整備事業には8449万円、橋梁長寿命化対策事業に1億8236万円、正岡牛久保線拡幅改良事業に7650万円、国道151号一宮バイパス関連整備事業に1億4382万円、道路整備事業に3億3072万円、市営住宅外壁など改修事業に5220万円を計上した。
公共下水道事業特別会計では、下水道整備に8億0297万円。豊川西部土地区画整理事業特別会計では、都市計画道路築造などに1億3130万円。豊川駅東土地区画整理事業特別会計では、都市計画道路築造に1億0200万円を盛り込んだ。
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建通新聞社