豊橋市は、松葉小学校など21の小中学校施設大規模改修事業費や西口住宅建て替え事業費などを盛り込んだ2017年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度当初比1・4%減の1224億4000万円で、このうち普通建設事業費は同4・3%減の168億8019万円を計上した。
特別会計は同0・2%減の871億0800万円、企業会計は同4・9%減の595億4000万円で、これらを合わせた予算総額は同1・8%減の2690億8800万円となった。
建設関係の主要事業では、松葉小学校(北校舎)や北部中学校(屋内運動場)など21の小中学校で、老朽化の進む校舎や屋内運動場をリニューアルするため、28億3847万円を計上した。また、陸上競技場の整備には7億4000万円、名豊道路七根IC周辺への道の駅新設に2億0764万円を盛り込んだ。
この他、西口住宅建設(第1期)に7億8800万円、駅前大通二丁目地区の市街地再開発事業補助金に5億7200万円、災害用ドローン導入事業に526万円、市電の前畑停留場のバリアフリー化に1573万円を計上。幹線市道整備事業には3億6221万円、都市計画道路整備事業に2億2133万円、橋梁整備事業に3億8950万円、交通安全施設整備事業に3億4634万円、河川水路などの改良事業に1億2190万円を盛り込んだ。
競輪場施設整備では、ナイター照明の整備や競走路の改修、競技管理棟の整備などに6億8230万円を充てる。
総合動植物公園事業会計では、「のんほいパーク」リニューアル事業で、西園園路などの整備費に1億8842万円を計上。地域下水道事業特別会計では、処理場再編事業に2億1060万円、水道事業会計では、配水管の耐震化を伴う敷設替え(第7期配水管整備事業)に10億円、水道施設整備事業に6億5000万円などを盛り込んだ。
下水道事業会計では、吉田方地区や橋良地区などの管渠整備に3億9264万円、処理区の再編や総合地震対策などの第1次再整備事業に17億3857万円を計上した。
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建通新聞社