日本工業経済新聞社(群馬)
2017/03/03
【群馬】施工パッケージ型積算、10月導入へ県が説明
県環境森林部森林保全課は、森林土木における施工パッケージ型積算方式について、10月に導入する考えを示し、その概要を群馬県森林土木建設協会(山藤浩一会長)が開催した説明会で明らかにした。
施工パッケージ型は、県土整備部がすでに導入しているため、経験済みの企業もいるとみられるが、周知徹底を図る意味もあり開催。80人を超える参加者は、説明に耳を傾け、熱心にメモを取る姿がみられた。
冒頭、あいさつに立った山藤会長は、森林土木は地形が急峻など現場条件がきつく、規模が小さいなど、現場に合った設計積算となるよう要望し、施工パッケージ型を林野庁、そして県が導入となったと経緯を語り、説明会を今後の積算業務に生かしてほしいと呼び掛けた。
県森林保全課の剣持則之次長によるあいさつの後、技術管理係職員による、丁寧な説明が行われた。また、16年度の林野庁積算基準の改正概要も説明した。