不動産や再生砕石・コンクリート製造・販売のタストン・リサイクル(東京都世田谷区、立石和民代表取締役)は、富山市婦中町上轡田地内で企業団地造成を計画している。併せて企業誘致も行う。
開発地は、神通川左岸沿いで富山空港の対岸の面積約16ヘクタール。北陸自動車道富山インターチェンジ(IC)にも近い。大半の土地を同社が所有している。今後、整備に必要となる地区計画の決定や農地転用の許可など、土地利用に関する手続きが完了次第、造成工事に入る。分譲開始は未定としている。
富山市では、進出企業に対する各種助成金や企業団地周辺の道路整備などでバックアップする方針だ。
市が管理する企業団地は14カ所(計322ヘクタール)あるが、空きがない状態。現在、呉羽南部企業団地を拡張する形で富山西ICそばの約27ヘクタールで計画し、20年度には分譲を始める予定だ。