妙高市は、「道の駅あらい拡充基本計画(案)」を公表した。地域資源を活用した産業の活性化と防災機能の強化を図るため、雪室ステーションの建設、防災広場の整備などを盛り込んだ。
道の駅あらい(大字猪野山58−1)を、国道18号を挟んだ東側に拡張する。面積は約4ヘクタール。主な施設として、延床面積1500平方メートル程度の「雪室ステーション」を建設する。農産物を貯蔵する雪室のほか、直売所や農家レストラン、加工所、情報発信施設、トイレ、事務室などが入る。南側には約1・2ヘクタールの防災広場を整備。災害時の一時避難場所として機能する芝生広場や炊事場などを設ける。また、地場農産品の普及を目的とした体験農園も整備する。
今後、17年度に土木・建築実施設計を行い、18年度に造成工事に着手。建築工事は18年度下半期から19年度にかけて進める。20年1月の供用を予定している。当初予算案には関連経費8914万9000円を計上した。
基本計画策定は都計が担当。