日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/02/28
【埼玉】さいたま市造協が岩槻駅西口広場にモッコク植樹
さいたま市造園業協会(内田香会長)は23日、今春の竣工を目指し改修中の東武野田線(TOBU URBAN PARK LINE)岩槻駅西口駅前広場に、寄贈木のモッコクを植樹した。
同協会幹部らは昨年12月26日に市役所を訪れ、清水勇人市長に寄贈木目録書を手渡していた。
寄贈木は樹齢を経るに従い品格が出て、庭園の役木によく使われるモッコク(高さ約4m)。和風の駅舎にマッチする樹木として選ばれた。木姿が美しく年間を通じて新緑、花、紅葉などが楽しめ、空間を広く見せ、見通し、風通しのよい配置がしやすい樹種。
人通りも多いことから、作業は安全対策に万全を期し、運搬車両の進入も連携をとりスムーズに行った。クレーンでモッコクを吊り上げ、四方から木姿を確認しながら固定。作業終了後は市職員らと作業に協力した参加者全員で、記念写真を撮影。
内田会長は「駅舎にふさわしい植樹ができたと思います。作業をしていて見られなかったかもしれませんが、帰りがけによくご覧になってください」と話し、労をねぎらった。