大阪市建設局、都市整備局、水道局がまとめた2016年度第3四半期の建設工事成績評定結果によると、対象案件は計359件で、このうち大成・五洋特定建設工事共同企業体の「浪速枝管(その4)1500_配水管布設工事」が88点で3局総合検査成績点の最高点となった。
3局総合の上位点数は、大成・五洋JV以下、▽酒井工業大阪本社(十八条大橋改良工事)=87点▽宮本組(豊野浄水場スラッジ処理棟解体撤去工事)=85点▽水ing大阪支店(柴島浄水場第3取配水ポンプ場真空ポンプ取り替え工事)=85点―と続いた。上位4件のうち、3件が水道局の発注工事だった。
局別に見ると、建設局では、総合2位の酒井工業がトップ。三興社(国道25号・御堂筋電気設備等設置工事)が84点で続き、80点以上はこの2社にとどまった。
都市整備局では、全194件のうち、80点を超えたのはトップの大鉄工業(神崎橋住宅1号館建設工事)だけだった。
水道局では、全112件のうち、9件が80点以上。総合上位に入った3社に続き、中山設備工房の「柴島浄水場換気設備取り替え工事」が84点、三宅電気の「城東配水場保安用自家発電設備改良工事」が83点を得た。
全件の平均点は73・1点。局別では建設局が71・2点、都市整備局が73・3点、水道局が73・7点。
※建通新聞社調べ。工事成績評定結果一覧の表は建通新聞電子版に掲載中。
提供:建通新聞社