静岡県浜松市は、市立美術館(中区松城町100ノ1)の空調設備改修とトラックヤードの増築を計画しており、2月補正予算案に事業費約3億7000万円を計上した。工事は4〜5月ごろに発注する予定でいる。
展示品や室内を適切な湿度や温度で管理するため、エアハンドリングユニットやパッケージエアコン、受変電設備などを改修する他、延べ床面積145平方bのトラックヤードを増築する。8月後半から施設を休館して工事を行う。展示品は、一時的に地域遺産センター(北区引佐町井伊谷616ノ5)1階の収蔵庫(約500平方b)に移して保管する予定。2018年4月のリニューアルオープンを目指す。
市立美術館の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ2474平方b。完成は1971年。空調設備などが老朽化しており、美術品を適正に管理するため改修を計画した。
実施設計は連設計(東区)が担当した。
提供:建通新聞社
(2017/3/1)
建通新聞社 静岡支社