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　吉野川市は20日、２２２億１１００万円となる２０１７年度一般会計当初予算案を発表した（写真）。前年度比11・６％増で合併後では最大規模の積極予算となった。
　川真田哲哉市長は、今回の予算編成について「雇用創出のための産業振興、訪れたくなる・住みたくなる吉野川の魅力発信、若者世代の希望をかなえる環境の整備、都市の活力と暮らしの安心の創造―以上４重点事業をメインとした」と方針を説明。
　一般会計のうち投資的経費は36億１１９１万円で、前年度比75・５％増の大幅な伸びとなった。要因は新規に麻植協同病院跡地を整備する都市再生整備事業をスタートするため用地購入費と施設設計費を含む６億５０５５万円を盛り込み、さらに継続事業として高越小学校・高越こども園整備に15億７７１５万円、鴨島東部地区認定こども園整備に１億９３１０万円、山瀬地区認定こども園整備に６３３０万円などを計上し、大型事業が重なったことによる。

提供：建通新聞社