下田市は、移転新築を計画する市役所庁舎について建設候補地を河内にある市立稲生沢中隣接の民有地に決定した。候補地は13日に開かれた第4回庁内検討委員会で成案を受け、政策会議で決定。17日には市議会全員協議会で中間報告が行われた。同市が公表したスケジュール案によると2017年度当初予算案に測量など調査費を計上し、9月定例市議会に位置を変更する条例案を提案する。18年度に造成工事に着手し、18〜20年度に建築工事を進める。施設の完成は20年度内を目指す。
建設候補地は、稲生沢中北側民有地で面積は4523平方メートル。第2種住居地域で、建ぺい率60%、容積率200%。所在地は河内45ノ2他。市は稲生沢中北側民有地について「候補地選定の評価軸である@財政力A安全性B町づくり方針C交通アクセスーの4つの要件を満たす最良の場所」としている。
現在、新庁舎建設候補地に対するパブリックコメントを3月31日まで実施している。提出・問い合わせ先は市役所総務課 電話0558(22)2211。
提供:建通新聞社
(2017/2/24)
建通新聞社 静岡支社