建通新聞社(神奈川)
2017/02/23
【神奈川】秦野市 17年度の当初予算案 秦野駅北口周辺の整備など
秦野市が17日に発表した2017年度当初予算案によると、一般会計の普通建設事業費は64億6183万円で前年度比7・4%の増となった。
建設関係の主な事業として、秦野駅北口周辺の整備や鶴巻温泉駅南口周辺の整備に12億9479万円などを計上している。
17年度当初予算の全体規模は▽一般会計=516億4000万円(前年度比3・8%増)▽公共下水道事業会計=56億5700万円(22・8%減)▽水道事業会計34億2000万円(8・6%増)―などの総額956億9700万円(1・1%増)となった。
建設関係は、消防署西分署整備事業に5億1192万円の継続費(17〜19年度)を設定し、3カ年で建て替えを行う。老朽化対策や、20年に供用を予定する新東名道路の災害対応など、消防力の向上を目指す。
この他、土木関連では国庫関連通学路整備工事に2億1600万円、国庫関連市道舗装に9582万円、国庫関連歩道設置事業に1億7834万円、国庫関連市道改良事業に3億0460万円、クリーンセンター周辺整備事業に3億1598万円、橋梁長寿命化・耐震化事業に9039万円を確保した。
教育関連では、小・中・幼施設改修事業に9779万円、小・中学校トイレ快適化第二次整備事業に6195万円を計上。
その他、秦野自転車駐車場整備事業に2016万円。公衆トイレ維持管理に4641万円。公共下水道の整備には4億9915万円、大根・鶴巻地区の浸水対策に3億9211万円を盛り込んだ。
提供:建通新聞社