大野市は22日、17年度当初予算案を発表した。
一般会計171億3200万円(前年度比3・4%減)、特別会計108億2462万1000円(同2・6%減)、企業会計3億701万2000円(同3・1%減)からなる総額282億6363万3000円(同3・1%減)を見込む。
一般会計は3年連続の減額となっており、今予算案では、うらら館改修工事や地域密着型サービス拠点等施設整備補助金などが終了したことを受け、大幅な減となった。その中で、人口減少対策を柱とした地方創生に集中的に取り組むための予算を編成。中部縦貫自動車道の整備促進、中心市街地活性化等の喫緊の課題に加え、重点道の駅「(仮称)結の故郷」や産業団地整備などの大型プロジェクトにもスピード感を持って取り組んでいくとしている。
主な事業は次の通り。
【一般会計】
▽「まるごと道の駅」拠点整備事業 2億1107万4000円
▽小中学校整備基本構想策定事業 128万円
▽小学校施設営繕事業 4788万2000円
▽小学校耐震化事業 205万2000円
▽自転車を活用したまちづくり事業 5855万2000円
▽道路改良事業(6路線) 8300万8000円
▽道路整備事業(単独)(16路線) 5990万円
▽橋梁補修事業 8000万1000円
▽まちの魅力再発見事業補助 2375万5000円
▽中心市街地店舗再生事業補助 340万円
▽企業立地助成金 1億634万8000円
▽結の宿再生促進事業補助 1300万円
▽県単林道整備事業(9路線) 6420万1000円
▽林道改良事業 9365万円
▽越前おおの定住促進事業補助 2169万4000円
▽浄化センター補修事業 3000万円
【下水道会計】
▽公共下水道建設事業 9億2730万円
【水道事業会計】
▽上水道拡張事業 6457万2000円
▽上水道施設改良事業 8112万6000円
また、同日には一般会計3億2546万6000円からなる16年度3月補正予算案も公表。同累計額は191億6022万2000円となった。