県がこのほど発表した要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果で、YKK素材G第4AL工場について「震度6強以上の地震で倒壊の危険性がある」と判定された。建て替えの意向を示している。
同工場(黒部市吉田200)は1971年に建設され、規模はS造平屋建て約1万7000平方メートル。同社では「建て替えの予定はあるが、時期を含め詳細は検討中」としている。
同工場と同じ敷地内にある「素材G第2押出工場」「素材G第3AL工場」も耐震診断の結果、「震度6強以上の地震で倒壊の危険性がある」と判定された。第2押出工場では現在耐震改修工事が進められおり、4月の完了を予定している。第3AL工場については耐震改修済みだ。