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　国土交通省関東地方整備局は、２０１７年度予算案における山梨県内の直轄河川事業計画を県に通知した。河川事業では、富士川改修で切石・手打沢地区（身延町）の築堤整備などを推進する。17年度の事業進捗見込み（事業費）は７０００万円から最大６億円。
　総合水系環境整備事業では、増穂�U期地区（富士川町）で水辺整備、腹付盛土、管理用通路工を、笛吹石和地区（笛吹市）で水辺整備、護岸工などを予定している。
　直轄河川事業の県内計画は次のとおり。
　【富士川一般河川改修】
　16年度は、切石・手打沢地区の築堤（Ｌ４６０ｍ）、用地取得（Ａ０・２ｈ）などを実施。16年度の工事関係費は６億２０００万円。
　17年度も同地区で堤防整備などを推進する。17年度事業費は７０００万円から６億円。同地区は20年度に完成予定。
　【富士川河川工作物関連応急対策事業】
　16年度は穏池排水機場の原動機改善を実施。16年度工事関係費は２億円。
　17年度は、柏排水機場で原動機改善、発動発電機改善などを計画する。17年度事業費は最大３億円。
　【富士川水系総合水系環境整備事業】
　16年度は、増穂�U期地区で水辺整備、護岸工（Ｌ１６０ｍ）、笛吹石和地区で水辺整備、施設設計一式などを実施。16年度の工事関係費は２億６０００万円。
　17年度は、増穂�U期地区で水辺整備、腹付盛土、管理用通路工を、笛吹石和地区で水辺整備、護岸工などを予定する。17年度事業費は最大で２億６０００万円。