敦賀市は16日、17年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比0・1%減の252億5326万9000円としている。一般会計に特別会計と企業会計を合わせた予算総額は546億2072万9000円を見込む。
主な事業をみると、櫛川地係に新たに新設する民営の小規模保育事業所建設に対する補助金、金ヶ崎周辺のさらなる賑わい創出に向けた施設整備方針やデザイン等の基本構想策定費、北陸新幹線敦賀開業に向けた駅前広場の詳細設計、第2産業団地整備費用などが盛り込まれた。主な内容は次の通り。
▽ハーモニアスポリス構想策定事業費 9372万7000円
▽小規模保育事業整備事業費補助金 2432万1000円
▽金ヶ崎周辺施設整備計画策定等事業費 2505万3000円
▽道路維持修繕等事業費 1億118万7000円
▽道路改良事業費(補助) 6740万円
▽北陸新幹線周辺整備事業費 1895万4000円
▽私立認定こども園施設整備事業費補助金 1億3082万2000円 第二早翠幼稚園
▽公立大学法人施設整備費補助金 1億5481万9000円 市立看護大学
▽福井しあわせ元気国体競技施設整備事業費 1億7497万3000円
▽管渠築造事業費(補助) 2億1200万円
▽松島ポンプ場長寿命化事業費 1億3400万円(債務負担行為18年度から20年度10億800万円)
▽第2産業団地整備事業費 9億6165万2000円
▽木崎配水池整備事業費 2億4400万円
同日には、16年度一般会計に公共施設整備基金積立金など9億5144万9000円を追加する3月補正予算案も発表。同会計累計額を275億2584万7000円とした。