御殿場市は17日、2017年度当初予算案を発表した。一般会計は368億8000万円で対前年度当初比3・1%減。投資的経費は89億4254万円で同比14・8%減。減額要因として、庁舎東館建設事業や板妻南工業団地開発事業、小学校プール改築事業などの減が挙げられる。
一般会計に特別会計を合わせた合計は549億6500万円で同比1・4%減。公共下水道事業会計は17億7100万円で同比6%減。
建設関連の新規・拡大事業は、林業会館リニューアル事業(1233万円)や市陸上競技場施設(2種公認)改修事業(7074万円)、御殿場駅前通り線整備事業(1200万円)、市街化調整区域既存集落内宅地創出事業(3536万円)などが挙げられる。
林業会館リニューアル事業は調査・実施設計を行う。市陸上競技場施設(2種公認)改修事業は同競技場の2種公認継続のための改修経費となる。市街化調整区域既存集落内宅地創出事業は、定住人口の維持に向けて宅地創出を行う。
その他、大規模事業としては玉穂地区屋内プール改修事業(1億9935万円)や庁舎東館建設事業(4億3644万円)、市体育館整備改修事業(7億6392万円)、市単独道路整備事業(道路新設改良、生活道路など。11億0893万円)、社会資本整備総合交付金道路整備事業(4億9181万円)、地方創生道整備推進交付金道路整備事業(1億5120万円)、東富士演習場周辺道路整備事業(6億9097万円)、特定防衛施設周辺道路整備事業(2億8977万円)、街路整備事業(1億9163万円)、中心市街地整備事業(5億9993万円)、板妻南工業団地開発事業(4億8026万円)、秩父宮記念公園整備事業(第2期、1億5793万円)、新東名高速道路関連整備事業(7億2286万円)、小学校環境整備事業(4億0036万円)、市民会館ホール棟改修事業(2億0311万円)が挙げられる。
提供:建通新聞社
(2017/2/22)
建通新聞社 静岡支社