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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/02/21

【山梨】411号日川橋架け替えは予備設計で位置検討 県峡東建設

 県峡東建設事務所は、国道411号日川橋の予備設計を進めている。山梨市市街地から交通拠点へのアクセス向上を目指すうえでポイントとなる橋梁の架け替え位置を定めるもので、新たな線形検討への動きを始めている。
 同市街地と一宮御坂インターチェンジを結ぶ幹線道路としては、現在、街路事業で山梨市駅南線(県道山梨市停車場線)整備(第1期L720m×W17m)を実施中で、さらに南側の重川橋の架け替えも完了するなど整備を推進しているところ。
 笛吹市との境に位置する日川橋は1958年(昭和33年)3月に架設された3径間単純PCT桁橋で、橋長は94・7m、有効幅員6mの橋梁。耐震補強には対応してあるものの、高欄が石造りであるなど構造不適格とされており対策が必要とされている。
 また、左岸側の日川橋南詰交差点が変則的であるなどの課題もあり、橋梁を挟んだ前後の道路改良も視野に予備設計をまとめる方針。先行して、今回の業務を発注し架け替えの位置を固める考えだ。
 事業実施には国との河川協議も必要となり、数々のハードルはある。手始めとなる橋梁予備設計はサンポー(甲斐市竜王新町2277−15)が受注。納期は11月30日とされている。