神戸市は、第2次市営住宅マネジメント計画の推進事業費、市庁舎本庁舎2、3号館建て替え基本構想策定費などを盛り込んだ総額1兆8097億1300万円(前年度当初比2・1%増)の2017年度当初予算案を明らかにした。
主な新規事業では、市役所本庁舎基本構想など策定(2、3号館建て替え)に2500万円、須磨海浜水族園再整備(民間活力導入再整備基本計画策定など)に750万円、下水道ストックマネジメント計画策定に4217万円などを計上。
この他主な工事関係では、ラグビーワールドカップに向けた御崎公園球技場改修に9億1481万円、第2次市営住宅マネジメント計画の推進(市営住宅建て替えや耐震改修など)に122億5427万円、桜の宮住宅・東多聞台住宅再編(民間活力導入)に37億4319万円を確保。また海洋博物館リニューアルなどウオーターフロント地区魅力向上に22億9032万円、御影北小学校増改築に2億6670万円などを配分した。
予算案の内訳は、一般会計が7812億2800万円で前年度当初比7・4%増、特別会計が7077億4700万円で同2・9%減、企業会計が3207億3800万円で同1・5%増。一般会計のうち投資的経費は608億7200万円で同2・2%増。
提供:建通新聞社