新居浜市は、総合防災拠点施設建設工事費などを盛り込んだ2017年度当初予算案を発表した。20日から3月16日の日程で開かれる3月定例市議会に諮る。
過去最高となる一般会計額は496億7835万円で対前年度比5%増。主な建設事業は、総合防災拠点施設や治良丸南団地2号棟の建設工事に着手する他、上部東西線や種子川筋線の改良、新居浜東港垣生岸壁へのコンテナクレーン設置、市営団地や消防分団詰所の耐震補強など。また、DBO方式による別子山地域での寄宿舎建設なども予定している。
投資的経費は対前年度比7・6%増の61億1537万円。予算総額は4・5%増の922億4514万円となっている。
建設関連事業の予算額は次の通り。
一般会計
▽上部東西線改良(工事)−1億4200万▽同(設計)−400万▽種子川筋線改良(工事)−2300万▽道路緊急舗装(萩生出口支線他30路線)−2億3450万▽治良丸南団地2号棟新築−5億4085万▽市営住宅耐震改修(松原団地工事他)−5248万▽大生院校区都市公園整備(実施設計、工事)−3400万▽コンテナクレーン整備−1億5900万▽太鼓大橋補強−3106万▽清掃センター定期点検整備−2億0215万▽漁港施設機能保全(沢津・垣生・大島)−3820万▽公民館施設環境整備(大生院公民館など)−6506万▽別子中学校寄宿舎建設−2億7000万▽端出場水力発電所整備(実施設計)−5178万▽消防施設耐震補強−8888万▽総合防災拠点施設建設−7億0403万
公共下水道事業特別会計
▽管渠等建設事業−6億9390万▽単独下水道事業−8億0351万▽終末処理場耐震補強設計−6090万
提供:建通新聞社