豊田市は、既設給食センターを統廃合して、新たに「北部給食センター」を建設する計画で、事業者選定に向けPFI事業の実施方針を公表した。5月上旬をめどに公告する見通しだ。
北部給食センターは、現在の「北部給食センター」と「藤岡給食センター」を統廃合し、亀首町山ノ上20他地内の敷地面積1万0220平方bに建設する。2016年度にPFI事業に向けたアドバイザリー等業務委託(その1)を長大名古屋支社(名古屋市中村区)に委託し、準備を進めてきた。
今後のスケジュールは、3月中旬に特定事業の選定・公表を行い、5月上旬に公告する。8月下旬を期限に提案書を受け付け、10月下旬に落札者を決定、12月下旬に事業契約を締結する。18年1月から20年1月末で施設の設計や建設を行い、同年4月に供用開始する。
提供する給食数は、1日1万食(アレルギー対応食1日100食)で、対象は小学校16校、中学校が7校、こども園が15園。事業形態はサービス購入型で事業方式はBTO方式。事業範囲は設計・建設・工事監理業務、開業準備業務、維持管理業務、運営業務。運営期間は15年間。
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建通新聞社