安城市は、2017年度から2カ年で老朽化に伴い「和泉保育園」の改築を計画している。17年度の当初予算案に仮設園庭整備工事費で4295万円、園舎建設工事費については、17〜18年度の継続費で総額8億5600万円(17年度2億5700万円、18年度5億9900万円)を計上した。17年度の上期に既存広場撤去などの仮設園庭整備工事を発注して、下期に本体工事を発注する見通し。
計画によると、園舎の老朽化と周辺地域の開発に伴い入園児童の増加が見込まれることから、隣接地する市有地に現園舎より規模を拡張、保育機能を拡充して改築する。
新園舎の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ2446平方b。定員240人(幼児150人、低年齢児90人)。保育室、事務室、遊戯室、給食受室などを配置する。設計は市川三千男建築設計事務所(名古屋市中区)が担当した。
19年度の開園を目指しており、開園後に現園舎を解体する他、駐車場を整備する。
現園舎の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ874平方b。1974年の建設。所在地は和泉町本郷237。
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建通新聞社