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　豊田市は、２０１７年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比４・１％減の１７８３億円を計上。このうち、普通建設事業費は新規事業の樹木住宅建設事業をはじめ、豊田地域医療センター再整備事業や藤岡支所・交流館建設事業など３６３億７４８６万円（前年度当初比13・３％減）を盛り込んだ。
　特別会計は、７７９億７２１７万円（同１・１％減）。企業会計は、３６４億５５１３万円（同２・９％増）。これにより、一般会計を含んだ総額は２９２７億２７３１万円（同２・５％減）となった。
　新規事業では、買取型整備事業（設計施工一括発注方式）で実施する樹木住宅整備に７億０７５５万円を計上した他、成年後見支援センター（仮称）開設に３８７７万円、博物館建設基本計画に９１０万円、防災ラジオ導入に向けた基盤整備に２億４２１４万円、香嵐渓再整備に１４００万円などを盛り込んだ。
　主な建築事業では、藤岡支所・交流館整備に６億９４６６万円、豊田地域医療センター再整備に９億９７１０万円、こども園の環境整備に３億７０９１万円、学校施設の環境整備に５億９６８３万円、北部給食センターのＰＦＩ準備などに１０１８万円、南部１次救急診療所（仮称）と外来療育施設整備に４５４５万円を計上した。
　土木関係では、花本産業団地拡張に６７２２万円、高橋細谷線４車線化などに11億７６６０万円、中核製材工場用地整備に２億４９３８万円、土地区画整理事業に１１４億０１４２万円、若林駅付近連続立体交差整備事業に６億０２００万円を盛り込んだ。

提供：建通新聞社