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　四市複合事務組合議会が15日開かれ、（仮称）第２斎場の建設費を含む２０１７年度当初予算ならびに、計画地内の既存建築物等解体工事の請負契約締結を議決した。これにより（仮称）第２斎場は、解体工事を経て17年度に着工し、19年６月末の竣工、同10月の供用開始を目指して建設が進められる。当初予算では、債務負担行為を含めて新築工事に81億２０８２万円、工事監理委託に９７２０万円（いずれも消費税を含む）を計上した。
　（仮称）第２斎場は、習志野市茜浜３−38−４他の土地２・５haに建設が計画されている。昨年12月に習志野市との土地売買契約が締結され、先月行われた入札で、計画地内既存建築物等解体工事を丸徳興業（千葉市稲毛区轟町５−３−11）が落札。15日の組合議会で同工事請負契約の締結が承認された。
　解体するのは、計画地のうち約１・６haに残されている習志野市の旧茜浜衛生処理場で、ＲＣ造地下１階地上２階建て延べ２９７０・81�uの処理棟、ＲＣ造地上２階建て延べ１９３・33�uの管理棟、附属建物（倉庫、車庫、仮設トイレ）68・57�u、それに外構工作物・樹木等一式。造成工事（約２・５ha）を含め、丸徳興業と３億２８６３万３２００円で契約を締結した。工期は今年12月20日まで。
　造成後、（仮称）第２斎場新築工事に着手する。計画規模はＲＣ造地上３階建て、延べ約９７６０�u。火葬炉15基（当初12基設置）、告別室・収骨室各５室、待合室大12室・小３室、式場大２室・小２室、霊安室（遺体保管室12基）等を配置。設計は山下設計が担当し、15年度には火葬炉設備請負候補者として富士建設工業を選定している。
　総事業費は約１２７億５５００万円で、内訳は用地購入費28億９０００万円、解体工事費３億７８５０万円、新築工事費88億６２５０万円（外構等含む）、進入路整備費・備品購入費・設計等業務委託料等６億２４００万円。
　また、17年度予算に関わる主な事業費（消費税を含む）の内訳は、新築工事費81億２０８２万円が当該年度計上分（１年目工事費）４億３７４０万円、債務負担行為（17〜19年度）76億８３４２万円、工事監理業務委託料９７２０万円が当該年度計上分（１年目委託料）３４０８万円、債務負担行為（17〜19年度）６３１２万円。そのほか、既存建物解体工事費３億７８５０万円、同工事監理委託料７２２万６０００円など。


　※債務負担行為
　▽（仮称）第２斎場新築工事＝期間17〜19年度、限度額71億１４２７万８０００円（別途消費税、以下同）▽（仮称）第２斎場新築工事監理業務委託＝期間17〜19年度、限度額５８４４万５０００円▽特別養護老人ホーム三山園調理業務委託＝期間17〜19年度、限度額５１２１万７０００円
　【民生費】
　▽老人福祉施設費＝１億７２０８万６０００円（需用費８５３５万７０００円、委託料５１６２万６０００円他）。�@修繕料（５３６万円）�A一般管理委託（３６２９万６０００円）�B施設管理委託（１５３３万円）�C施設等整備基金積立金（１６００万円）他
　【衛生費】
　▽斎場施設費＝２億８４９３万２０００円（需用費１億６６５万６０００円、委託料１億１９００万５０００円、工事費３９４７万円他）。�@修繕料（１６９９万４０００円）�A一般管理委託（８５０５万８０００円）�B施設管理委託（３３９４万７０００円）�C火葬炉補修工事（２１６０万円）�D空調等監視システム更新工事（７８７万円）�E排煙等監視カメラ更新工事（１０００万円）�E機械器具費（５９７万７０００円）�F自動車購入費（４４０万円）他▽第２斎場整備費＝９億３９５３万５０００円（委託料５３８８万２０００円、工事費８億１５９０万円他）。計画地内既存建築物等解体工事、（仮称）第２斎場新築工事。