伊賀市は、伊賀鉄道(伊賀市上野丸之内61ノ2)が運営する「伊賀線」の新駅の整備に向け、2017年度当初予算案に工事費1億7539万円を計上した。17年度に工事を発注し、18年3月に開業する予定だ。伊賀市が駅舎を建設し、管理・運営を伊賀鉄道が行う。
新駅は、四十九町のイオンタウン伊賀上野の東側で、「桑町第3号踏切」から20b南進した箇所(線路西側の鉄道敷地内)に整備する。
ホームの延長は47・4b。幅は2b。雨よけ屋根なども設置する。市道千日塚下教免線の踏切の西側からスロープ(延長27・7b、幅員2・6b)を設置して駅と接続させるとともに、イオンタウン側に階段を設けて直接連絡できる動線を確保する。
工事費の主な内訳はホーム構築・スロープ設置に約5000万円、信号整備に約4000万円、ホーム上屋建築工事に約2000万円、ケーブル防護・通信機器新設などに約1000万円、柱建て替えに約900万円など。
測量・設計は全日本コンサルタント中部支店(四日市市)が担当。
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建通新聞社