日本工業経済新聞社(山梨)
2017/02/16
【山梨】県中北建設事務所 韮崎警察署の移転造成設計費要望
韮崎警察署の移転建替計画(甲斐市志田地内)で、県中北建設事務所は、県警察本部へ新年度6月補正予算に造成設計委託費の計上を要望している。
予算が確保できれば、夏ごろにも委託業務を発注し、2018年度の造成工事を目指す。
移転予定地は、国道20号沿いで「JA梨北農業センター」と「なかじま園芸」の跡地とその周辺。
同事務所によると、昨年8月に用地測量調査を疾測量(甲斐市)へ委託し、▽用地測量(基準点測量4点、公図作成など資料調査、境界確認・境界測量・境界点測量など8300uなど)、▽用地調査(建物調査6棟、工作物調査一式、営業その他調査2事業所)などを実施。3月中旬にも納品されるという。
一方、建物本体については、県営繕課により発注される。
6月の県議会では県警察本部が、建設候補地の全地権者から内諾を得たことを受け、「用地測量や不動産鑑定などに着手した上で具体的な用地交渉を進め、用地確定後は造成および建築設計、造成工事、建築工事を順次行うなど、2020年度末の完成を目指していく」と答弁している。