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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/02/11

【茨城】県初のICT活用工事で落札者決定

 県土木部が初めて「ICT活用モデル工事」を採用した土浦土木事務所執行の一般競争入札2件が10日に開札され、佐々木建設梶i土浦市)と叶Vみらい(つくばみらい市)が落札した。発注方式には、契約後の受発注者協議で実施内容を決める「施工者内容協議型」を採用しており、工事の契約後には、県や国土交通省、関連業界団体などで構成する「いばらきICTモデル工事支援協議会」を設立し、モデル工事を支援していく。
 県土木部はICTモデル工事の実施にあたり、本年度に現場見学会などを実施したほか、昨年12月に支援協議会の準備会を開くなど準備を進め、先月13日に2件を公告した。
 いずれもつくば市内の宅地造成工事で、上河原崎・中西地区工事を佐々木建設が6850万円(税抜き)、島名・福田坪地区工事を新みらいが2770万円(同)で落札した。工期は標準日数に協議期間60日がプラスされている。