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　香取市企画政策課は14日、「佐原駅周辺地区複合公共施設整備事業基本設計に係る技術支援業務委託」の公募型プロポーザルに係る手続き開始を公告した。同事業の基本設計を実施するに当たり、ＣＭ（コンストラクション・マネジメント）業務の受注予定者を公募型プロポーザルで選定する。28日まで参加表明書を受け付け、３月６日に１次審査結果を通知し、提案書を要請。同16日まで業務提案書の提出を受け付け、同23日にプレゼンテーションを実施し、受注予定者を特定する。
　同業務は「佐原駅周辺地区複合公共施設整備事業基本計画」を踏まえ、同事業における基本設計者の選定・発注支援業務と基本設計マネジメント業務の事業管理を行う。委託期間は２０１８年３月26日。業務規模は２５５０万円（消費税込み）が上限。
　参加資格は�@一級建築士事務所登録�A建築（総合）、建築（構造）、電気設備、機械設備（給排水衛生・空調換気）の分野でそれぞれ１人以上の担当者でチーム編成を行える�B国（公社、公団含む）または地方公共団体が発注する延べ床面積７０００�u以上の公共建築物の設計業務を07年４月１日から公告日までの間に履行・完了した実績及び公共施設に係るコンストラクション・マネージャーとして、発注者側に立った設計の検討、工程管理、品質管理、コスト管理など各種マネジメント業務の同実績�CＣＣＭＪもしくは一級建築士が２人以上所属など。
　同業務は、基本設計段階を中心としたＣＭ業務で、主にマスタースケジュールの作成等、基本設計者選定の支援、基本設計業務の支援を行う。マスタースケジュールの作成では、想定される整備事業手法（分離発注方式、ＤＢ方式等）ごとに整備事業の全期間の想定スケジュールを作成するとともに、スケジュール管理方針を定める。
　基本設計業務の支援では、基本設計全般で進捗管理、内容精査及び確認、ＶＥ提案等の必要な支援を実施。事業手法の検討では、想定される事業手法のコスト・工期・リスク等を比較検討する。
　同事業は、清見屋跡地を活用し、観光情報発信施設、公民館機能、図書館、子育て支援施設、福祉関連施設、市民活動支援センター、民間施設（テナント飲食店）を複合させた施設の建設を計画。建設場所は佐原字竹之下イ１３４番３ほか地先。建物規模は延べ７９９０�u。21年度中の供用開始を予定。
　同事業では、昨年12月に基本計画案のパブリックコメントを実施。基本計画案の策定は榎本建築設計事務所（千葉市中央区長洲２―８―５）が担当。
　なお、基本設計者はプロポーザルで選定し、早ければ来月、遅くとも４月までには公告となる見通し。