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建通新聞社(神奈川)
2017/02/13

【神奈川】開成町 新庁舎の実施設計に松田平田

  開成町は、新庁舎の建設に向けた実施設計を、基本設計に引き続き松田平田設計横浜事務所(横浜市神奈川区)に委託した。納期は2018年1月31日。工事は12月議会案件として9月ごろ公告する。建設地にある既存プールを1月に解体し、本体工事は4月に着工予定。19年7月の完成を目指す。
 新庁舎の規模は、木造と鉄骨造の免震ハイブリッド構造3階建てで、延べ床面積は約4000平方b。
 ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)庁舎化を視野に、地球環境の保全やライフサイクルコストの縮減を図り、災害時の復旧拠点施設にも利用する。屋上には太陽光パネル338枚を整備し、1年間で10万5000`hの発電を見込んでいる。
 地域交流の場となる町民プラザは、アジサイの花をイメージした木製スクリーンの外観にするなど「田舎モダン」を設計のコンセプトとする。
 その他、町民の利便性に配慮した窓口、サインレイアウトや諸室の配置など、来庁舎や職員が効率的に施設を利用できるよう、オフィス環境の設計を、コクヨマーケティング横浜オフィス(横浜市西区)に委託して、17年3月27日納期で進めている。 
 建設地は現庁舎のある延沢773で、敷地面積は7759平方b。
 老朽化している現庁舎は、新庁舎の建設後に解体する。規模は鉄筋コンクリート3階地下1階建て、1970年4月に施工。
 提供:建通新聞社