国土交通省が公表した2016年度第3次補正予算によると、三重県内の事業実施箇所および事業費は、国道23号改築などの直轄事業で総額約70億0500万円、国道477号湯の山道路などの補助分で15億4000万円に上ることが分かった。
公表された事業実施箇所のうち、道路局関係の改築工事では、国道1号北勢バイパス(川越町〜四日市市)に3億5000万円、国道23号中勢道路(鈴鹿市〜松阪市)に20億円、国道42号松阪多気バイパス(松阪市〜多気町)に2億5000万円、国道475号東海環状自動車道〈北勢〜四日市〉(いなべ市〜四日市市)に4億円。
交通安全工事では、国道25号交通安全対策・久我地区インターチェンジ(IC)改良(亀山市)に1億0200万円、国道42号交通安全対策・船津歩道整備(紀北町)に8100万円。維持管理工事では、国道23号防災・老朽化対策(桑名市〜伊勢市)に3億円、国道25号防災・老朽化対策(亀山市〜伊賀市)に1億7000万円、国道42号防災・老朽化対策(松阪市〜紀宝町)に2億円。
水管理・国土保全局関係の主な河川改修工事では、木曽川(桑名市、木曽岬町など)に12億2500万円、鈴鹿川(四日市市)に1億7000万円、雲出川(津市)に2億円、熊野川(紀宝町など)に4億円など。維持修繕工事では、木曽川(稲沢市〜河口)に8000万円、鈴鹿川(亀山市〜河口)に2億4100万円、雲出川(津市〜河口)に1億4700万円、櫛田川(多気町〜河口)に1億4100万円、宮川(玉城町〜河口)に5600万円、熊野川(新宮市〜河口)に5600万円、木津川(名張市〜笠置町)に1億1900万円。また、木曽川総合水系環境整備事業に1億円、櫛田川蓮ダム堰堤維持事業に9300万円を配分した。
都市局関係では、国営木曽三川公園整備に8000万円。
補助関係では、道路局関係の国道477号四日市湯の山道路・四日市インターアクセス道路(四日市市、菰野町)に15億円。港湾局関係の補助事業で津松阪港に4000万円を配分した。
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建通新聞社