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北陸工業新聞社
2017/02/08

【福井】高校生と積極的な意見交換/北陸電工連青年部連絡協議会/第2回会員大会で

 北陸電工連青年部連絡協議会は4日、福井市大手のホテルフジタ福井で「北陸はひとつ。育もう友情、育てよう未来の仲間たち」をテーマにした第2回会員大会を開催した。
 第一部は「ミライ電工サミッティング 企業と学生が求めるミライ像」と題し、福井県内の工業系高等学校の生徒約70人と、青年部員との意見交換会を実施。
 開始を前に、西川正弘会長(西川電業)が「参加してくれた学生の6割が電気工事業会への内定が決まっている3年生。企業の期待と学生の将来像など、それぞれの思いを摺り合せることで、将来的に業会に定着してもらうことに重きを置いている」などと述べた。
 続いて前田義也副会長が(SP電気)、「若者に電気工事の魅力を伝えて、将来を見据え、素晴らしい技術者になってもらうためのもの。理想の人材や、必要な受け入れ態勢、入職する側が企業に求めるものは何かなどについて意見交換を」などと趣旨を説明。
 また、昨年11月の電気工事技能競技全国大会女性の部で最優秀賞に輝いた前田宏枝氏(前田電気)が「学生の皆さんには希望を持ち、電気工事という仕事についてもらいたい」など語りかけた。
 その後、各テーブルでは青年部員が業界のスケール感を直接感じてもらうため、学生と同じ目線で会話し、仕事の意義ややりがいなどについて、質問に答えるなどして積極的に語り合った。
 第2部では銀座コーチングスクール金沢校・福井校代表の飯山晄朗氏が講演を行ったほか、第3部では式典も実施。
 来賓の北陸電力執行役員福井支店長の佐々木輝明氏、全日本電気工事工業組合連合会会長兼北陸電気工事組合連合会会長の米沢寛氏、全日電工連全国青年部協議会会長の植草宏介氏の祝辞の後で、各県が活動内容の報告を行った。
 最後に行われた懇親会で参加者らは、和やかな雰囲気の中で、情報交換などを行いながら親睦を深めた。

hokuriku