日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/02/08
【埼玉】越谷市が3月に公共施設の今後考える懇談会
越谷市は2015年3月に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、具体的な公共施設のあり方について検討を行っており、市民意見を反映させるため公共施設の今後を考える懇談会を開催する。日時は3月1日午後6時〜8時と3月4日午後2時〜4時で、2回とも同内容。会場は中央市民会館。対象は市内在住、在勤、在学者とし、定員は各回40人程度。申し込みは22日まで。
公共施設等総合管理計画によると、建築物と都市基盤施設を合わせた今後の更新費用を算出すると、14〜53年度の40年間総額で約5736・5億円となり、年平均約143・4億円となる。過去5年間の用地取得分を除く投資的経費の平均額は87・2億円で、1・6倍にあたる。すべての更新費用を確保することは現実的に難しく、公共施設およびインフラ設備の両面から費用負担低減や平準化などを検討していく必要がある。
問い合わせは、公共施設マネジメント推進課まで。