日本工業経済新聞社(群馬)
2017/02/07
【埼玉】建設業協会が出前講座で建設業の魅力伝える
県建設業協会は3日、県立熊谷工業高等学校土木科の2年生40人を対象とした出前講座を開催した。出前講座は建設業界への若年者入職促進を目的としている。生徒は講義(座学)で建設業の仕組みと魅力を学んだほか、実技において鉄筋の組み立てを体験した。
講義は全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センターの橋本学氏と小川達也氏が講師を務め、建設業の現状、土木工事の内容や資格などについて解説した。
実技はL型擁壁工における鉄筋施工を体験。生徒はハッカーを使い、高さ約1・5m、幅約4m、奥行き約1mのL型構造物の組み立てに取り組んだ。