垂井町は、「府中離山工業団地」を造成するため、2018年度に実施設計を委託する予定だ。19年度に造成工事、団地内道路整備を行い、20年度から分譲する計画だ。
計画では、府中地内の面積約6・5fを造成する。また、工業団地内に延長約227b、幅員9bの道路を新設する。同町で、14日まで計画案を縦覧中。
同地区は、町北部の斎場西に位置する市街化調整区域で、名神高速道路関ケ原インターチェンジ(IC)まで約7・2`、東海環状自動車道大垣西ICまで約6・9`の距離にある。
計画地の南側では、大垣関ケ原線が4車線化へ向け整備中である他、西側には岐阜関ケ原線、東側には養老垂井線が整備され、県内外との交通アクセスに優れた地区となっている。
このため、同地区に工業団地を形成すれば、優良企業を誘致することが可能となる。将来的には地域雇用の拡充によって、町全体の活力を押し上げ、地方創生の一助となることが期待される。
提供/建通新聞社(2017/02/06)