北海道建設新聞社
2017/02/07
【北海道】東急ステイが札幌・大通周辺でホテル2棟計画−地方出店初
東急不動産ホールディングスグループで、ホテル事業を展開する東急ステイ(本社・東京)は6日、札幌市内に2カ所のホテルを出店すると発表した。同ブランドの地方出店は初めて。いずれも新築する計画で、一つは東急ステイの直営、もう一つはホテル開発事業に初進出となる中和石油(同・札幌)が建設する。
同日、京都市や福岡市への新ホテル出店と合わせて発表した。札幌市内は、いずれも都心の大通地区とすすきの地区の間となる利便性の高いエリアで、仮称・東京ステイ札幌大通東と同札幌大通の2カ所。
東急ステイが直営で運営する札幌大通東は中央区南1条西1丁目13の4に建設。規模はS造、14階、延べ6265m²で、189室。2018年春の完成を目指していく。
一方、中和石油が建設し、東急ステイが運営する中央区南2条西5丁目の札幌大通はS造、地下1地上14階、延べ6613m²の規模。175室が入る計画。開業は18年12月を予定。家族連れや外国人長期滞在向けで差別化を図る。
中和石油によると、投資額は約33億円で、事業企画にサンケイビル(本社・東京)が参加。設計施工は西松建設を予定する。