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北陸工業新聞社
2017/02/07

【福井】新年度から4カ年で整備へ/松島ポンプ場の設備更新等/敦賀市

 敦賀市は、松島ポンプ場の設備更新に向け、17年度から20年度までの4カ年で工事を促進する構えだ。17年度当初予算での工事費計上を目指しており、債務負担行為を設定する方向で調整が進められている。
 15年度に策定した長寿命化計画に基づき、老朽化した設備を更新してポンプ場施設の長寿命化対策を行う。松島町地係の松島ポンプ場(雨水・全体能力18・74立方メートル/秒)は二夜の川(鯉の川)水系の先端にあり、供用開始後35年近くが経過する。塩害等による腐食及び老朽化が進む自動除塵機設備や受変電設備などを対象に更新するとともに、耐震補強工事も実施する予定。
 工事発注手続きについては16年度に発注された詳細設計業務(担当・中日本建設コンサルタント)と同様に、日本下水道事業団(JS)に委託される見通し。
 市が公表した社会資本総合整備計画(下水道事業)「清らかな水環境の再生 第2期」によると、16年度から20年度の5カ年に松島ポンプ場及び天筒浄化センターの長寿命化対策に10億8000万円を投入する計画で、松島ポンプ場の長寿命化を優先的に取り組む。
 なお、天筒浄化センター長寿命化対策に関する予算化については18年度以降になりそうだ。

hokuriku