富山県土木部は、主要地方道富山魚津線の今川橋架け替えについて、18年度に下部工、道路改良工に着手する。
事業区間は富山市高来〜水橋辻ヶ堂地内の延長約800メートル、幅員11・5メートル。事業内容は架け替えに伴う下部工9基、上部工342メートルなど。地元説明を進めた上で、17年度は取付道路部分の測量、用買、物件補償などに取り組む。19年度から上部工を進める。総事業費は約40億円。26年度の完成を予定している。緊急通行確保路線(第3次)に指定されており、災害時の機能強化を図る。
詳細設計は、大日本コンサルタントが担当。
常願寺川河口に架かる今川橋はPCT桁橋342・05メートル、有効幅員7メートルで、63年2月に完成。海岸線から50メートルに位置し、塩害による鉄筋の腐食やコンクリート強度の低下が進んでいるため、上流側に新橋梁を建設する。